アレなホロテープ

秘密の同志に発見される事を夢見る電気羊が吹き込んだホロテープ

『ハンニバル・ライジング』に就いて

久しぶりに『ハンニバル・ライジング』を観た。

シリーズの中では物語の構図がわかりやすく、疲れずに観れるから結構好きなんだけど小説と相違点が多くて引っかかった。

別に原作至上主義ではないのだけれど記憶の宮殿っていう割と美味しい所を削ぎ落としてるしこれで良いのかなって気がした。

でも作品として面白いし原作の雰囲気を映像化出来てるから普通に面白いのでまた観るだろうと思う。

複雑な物語も好きだけど、これぞ映画だって勝手に思う時があって、コナン・ドイルの『緋色の研究』や今回の作品がそうでストーリーを俯瞰して思い浮かべると一枚の絵みたいに感じる。