アレなホロテープ

秘密の同志に発見される事を夢見る電気羊が吹き込んだホロテープ

ミニマルな君にマキシマムな愛を

ミニマリストを語る方がこの頃は跋扈しているように感じる。
そもそもが、それぞれが必要な物に最小限の量で適応していくという考えなのだから色々な考えがあって良いと思うのだけど恋に恋するお年頃というかミニマリストに溺れるミニマリストというのは本質を見誤ってる気がしてならない。

私は、本当に自分に必要な物はなんなのか考えて足るを知るという禅に通じるような内省的な思考を追い求める人をミニマリストだと思っているが固定観念に凝り固まるのも危険だとは思う。

私は、人生をチューニングする事に生の安らぎを感じるから誰の為のミニマリストは息が上がりそうで苦しいのだけど他者とこの感覚を共有出来るのかは謎だ。
ミニマリストは一つの物に色々と機能が付いていて流用出来る物を好んでいる気がする。

私は一つの一つの物こそミニマルであって欲しい。人間関係でも君は君が出来る事をすれば良いと思うからだ。一つに特化した物は美しいし私の中では普遍的な価値観だったりする。

ミニマルな君に囲まれて丁寧に感謝する。
君が出来る事に感謝して出来ない私をみつめていたい。
結局はミニマルな物で浮き彫りにしていきたいんだと思う。