『ブレードランナー』に就いて
最近、AIが発達してきてアトムに出てきたロボットに心は必要なのか?反乱の危険性はないのか?なんて話が現実味を(私的にかも)帯びてきましたね。
今日は『ブレードランナー』を観たのですが、一緒に観てた人がラストの終わり方に満足がいかなかったらしく「内容は無いんだな、映像メインで楽しむ感じだね」って言ってて、このラストだから良いと思うんだけどななんて密かに思いました。
高性能に造られたが故に四年間で死なねばならぬ儚さ、人間に近い存在を人間が造る可笑しさ、人間は神の似姿だって話を思い出して人間は神に近づくと随分とグロテスクなんだなって感じもしました。
ロボットが感情を持つ事は許されないって言う人もいるけど、色んな不満が集まって社会を形成してる方が楽しそうどけどな。
奴隷が口を聞かないから幸せって奴隷制度バリバリだった頃のアメリカや農民からの搾取で成り立ってた頃の日本を彷彿とさせるし、歴史として接する分には諦めるけど、これからの世界はそれぞれが苦労を楽しめる様になったほうが幸せだと思うんですよね。
なんて考えたけど映画はフィクションとして現実と分離して楽しむのが正解ですからね。私が間違ってるのでしょう。
お終い。